「相手は変えられない、自分は変えられる」
嫌な相手に出会ったとき
「相手は変えられない、自分は変えられる」
と佼成会ではよく教えていただきます。
これは、自分の受け取り方を変えるのが一番の近道!ということなのですが。。。
それができてたら人生何も苦労しないんです!!
私も何度もトライしてきました。
たとえば先ほどのAちゃん、Bさんの例をあげると
「AちゃんもBさんも私の知らないところできっと努力しているんだ。」
とか
「こういういいところもあるんだ!」
などと思うようにしてみました。
でもうまくいくどころかどんどん苦しくなっていく自分がいました。
自分を変えようといろいろ試してみた
結果:惨敗!!
うまくいきませんでした。
そもそもなんでこっちが変わらないといけないんだYO!
海のバカヤローーー!
となりましたが何も変わらないので今に至ります。
そもそも私の何がいけなかったのかと考えてみると
嫌なことに出会った時、無理矢理に良い感情へ切り替えようとしていたからだったと今は思います。
自分の素直な感情を無視することで
自分でも気づかないうちに
負の感情を持つ自分自身を否定していたのです。
自分にとって嫌な相手の役割
嫌な相手というのは自分の嫌な部分(感情・行動)を見せてくれる鏡です。
なぜなら自分にとって嫌な相手に出会ったとき
瞬時に自分の中の汚い感情や言葉が沸いてくるからです。
私はそう思うことは決していけないことではないと思っています。
大切なのはその時に
「今自分はこう思っている、感じている」
と自分の中から湧き上がる感情をそのまま受け止めることだと思います。
嫌な相手に出会ったとき
「今私は嫌な気持ちになっている。」
「なんでかな?」
「そうか、私はこの人のここが嫌なんだ。」
「どうして嫌なんだろう。」
と自問自答することで自分では気づかなかったことに気づいたりできるのかなと思います。
「自分を変える」前にまずは
「自分がどんな人間かを知る」ことが大切ではないかと思います。
これは相手がいて初めてできることの一つです。